先日、チャンネルを回していたら、NHKで、パナソニックの携帯歯ブラシの開発秘話みたいなのをやっていました。
この携帯歯ブラシは、このブログにも載せましたが、2009年末に発表して4月から販売開始した物です。
発売開始の4か月以上も前に発表した理由については解りませんでしたが、これは、新人の女性が企画したものだそうです。
女性がお昼にトイレで歯磨きするのを見ていて、お昼歯ブラシ人口が多い事、しかし電動歯ブラシを使っていない事から閃いたそうです。
化粧ポーチに入るサイズにした事、女性利用者をターゲットとするのでおしゃれな色やデザインを重視した事、また、電動歯ブラシを使わない理由として音の大きさという声が多かったので、振動音を抑えたものという基本構想で開発を進めたという話でした。
我が家では私が会社用と旅行用に2つ予約までして買ったのですが、結局ひとつは嫁さんに取られて、そうなると子供が、僕もほしいという事になり、結局一人一本ずつ購入しています。
自宅の電動歯ブラシもパナソニックのDoltzなのですが、それに比べると携帯用のものは威力が全然弱く、乾電池だからなのかな、と思っていたのですが、どうやら番組を見る限りは振動音を抑えるためにわざわざ弱くしているようでした。我が家ではこれについては評判が悪いですが、メインターゲット層のニーズなのであればしょうがないですかね。
もうひとつ我が家での不満は、古くなったら代えられる歯ブラシ部分が、自宅用のDolzと同じものではない事です。
いつでも代えられるようにスペアの歯ブラシ部分をいくつかストックしてるのですが、別途携帯用の物もストックしなければなりません。
大きさもほぼ同じで、同じDoltzシリーズなんだから同じものにしたらいいのにと素人は思うのですが、何か理由があるんですかね。
自宅用のDoltzには歯の間を磨くやつとか、ブラシの固めのやつとかバリエーションもあるから、それが流用出来ればいいんですけどねえ。
テレビを見ていて勝手に感じたことは、若い人の抜擢企画によって、今まで見えていなかったニーズだとか、斬新なアイディアが出る可能性がある半面、製品として必要なお作法がスキップされてしまう可能性があるかなという事です。
これらが新旧お互いの良いところを出し合ってとなれば良いのでしょうが、なかなか難しいのでしょうね。
番組の主旨はそういうところではなかったのでしょうが、勝手に思いを展開してしまいました。
なーるほど。とても興味深い記事です。
確かに写真を見る限り、とてもシャープなデザインでコンパクトだし「私もほしい」と思いました。でも、実際に使ってみて気づくことってありますよね。商品デザインからその後の実用性まで考慮してほしいです。詰めがあまいというか、とりあえず「売れればいい」戦法というのか。
カナダでもそういう製品多いです。なのでネットで「リサーチ」をしてから買うことが増えてます。消費者も賢くならなくては...と感じています。