将来的には一人で複数のモバイルデバイスを持つ様になるだろうという持論は前のブログで書きました。
従って、それぞれのモバイルデバイス毎にそれぞれキャリアとの回線を契約するのではなく、キャリアと接続する装置をひとつ持ち、モバイルデバイスはその装置を経由してWANと繋ぐのが理想的だと。
で、現時点ではPortable WIFIがまさにそれで、スマートフォンやiPadはPortable WIFIと無線LAN接続出来さえすれば良いと。
で、今、一番接続が安定しているDocomoのPortable WIFIを購入して満足していたのですが…
先日、同業者の集まりでとなりに座った、比較的懇意にしている方が、会議の始まる前に、机の上にえへへとどや顔気味で出したのが、ポータブルWiMaxルーター。
もちろんポータブルルーターを買うときにWimaxは検討の対象だったのですが、カバーエリアが極端に狭いし、近い将来にも大幅なカバーエリアの拡大の予定が無いのでNGだったのですが。
隣の方に「どうぞつなげて使ってくださいね」と言われて私のiphoneを繋がせていただいて会議中使ってみたら…. 俄然ほしくなっちゃいました。
使った場所は東京の文京区。使った感じでは自宅の無線LANとほぼ同じスピード感。
一番気にいったのは、同時接続30デバイスというところ。
私の持っているPortableWIFIは同時には6台まで。
自分ですでにiphoneとipadを使っているので、お友達は4人までなのですが、30台であれば基本的にはいっしょに飲んでいる人全員に「どうぞ使ってね」と言える訳です。
地方の支店に行った時に使えない、新幹線で移動中にまず使えない、母親の住んでいる軽井沢に行った時に使えない、とNG要素満載なのですが、隣の方の「どや顔」にもインスパイアされ…… 買っちゃいました。
貼ってあるアップルマークはアップル製品を買うたびに必ずついてくるアップルシールがゴマンとあるので、他の人のと混同しないように貼っただけで深い意味はありません。
そのうち軽井沢もWimax対象エリアになるだろうから母親にインターネット環境を提供出来る、それまでも、このNECのAterm 3500Rは優先LAN接続出来るので、普通の無線LANアクセスポイントとしても使えるや、月々の利用料も安いし、解約もいつでも出来る、といろいろ自分に言い訳して、買っちゃいました。
で、現在は、DocomoとWimaxの二つを常に携帯しているというあまり意味の無い状況になってしまいました。
個人ユースとしてどちらかあればいいかなと言う気もしますが、プロジェクトオフィス、研修会場など期間限定で複数の人が作業をする場合など、かなり有効かなと思います。
わっ。これはこれは魅力的なアイテム!
日本はドコモなんかとのサービスで、こういうポータブルWiFiのオプションが沢山あるけれど、カナダではまだまだです。私もこういう携帯のディバイスが欲しいなぁ。
北米にもセルフォンがティザリング機能を持っていて無線ルーター代わりになるのもあるようですが、なんか通信代が高いらしいですね。
日本は競争の激化からかパケット無制限の定額プランが各キャリアあるのでそれが普及に拍車をかけているのだと思います。
ビクトリアには無線通信以外にいいものいっぱいあるからそっちの方がうらやましい。