Qi対応のワイヤレス充電を実現すべく、日立マクセルの充電台に続いてDocomoから出ているQi対応のシャープ製のAndroid携帯を購入したのは以前のブログでも書きました。
更に、私の購入したQi対応の充電台は2台同時充電可能なものだというのも前述。
で、いろいろと試してみましたが、スタンダード対応されてさえいれば良いという訳ではないという事を発見しました。
まず、Qi対応のAquos Phoneには付属品としてQi充電台が付いて来ます。
私がAquos phoneをゲットしたのはヨドバシカメラですが、その際店員さんに
「このスマホにはQi対応の充電台が付いて来ますがあくまでもサンプル品ですから」
みたいな事を言われました。
で、前述のブログのように、かねてから持っていた日立マクセルの2台対応の充電台にAquos Phoneとiphone4にQi対応アダプターを付けたものを乗せたら、見事に2台とも充電されました。
ここまでは良かったのですが、この後がいろいろと複雑な現状が起きています。
下記に箇条書きで現象を書くと…
Aquos Phone とAquos Phoneに付いて来た充電台(以降Docomo充電台) –> ○ もちろん問題無し
iphone4+Qi アダプター と Docomo充電台 –> × 充電開始のハンドシェークは行われブルーランプが点くが、いつまでたっても充電レベルが上がらない。
日立マクセル充電台と iphone4+Qiアダプター –> ○ もちろんOK
日立マクセル充電台とAquos Phone ーー> ○ OK
日立マクセル充電台に iphone4とAquos phone2台乗せ
iphone4を先に乗せて充電開始してからAquos Phoneを乗せる –> ○ OK
Aquos phoneを先に乗せて充電開始してからiphone4を乗せる –> × iphone4の充電は開始されない。
この現象から考えるに、どうやらiphone4の充電の為の電流要求は Aquos phoneのそれより高いのではないかと想像されます。
で、Docomo充電台はiphone4にとっては(電流)容量不足でハンドシェークはするけどちっとも充電されない。
日立マクセルの充電台も同様、Aquos Phoneの為に使った電流を総キャパシティーから引いた後にiphone4を乗っけると微妙にアウト、という事ではないかと思います。
Qiは充電のしくみのスタンダードでそれに対応していれば充電台、装置の間でハンドシェークはちゃんと行われるが、それぞれの装置に必要なキャパシティーはバラバラなので、結局万能なQi対応充電台というのは、その辺の容量要求が各社から出きったところで汎用品が出だすという感じかなと思いました。