1月19日のAppleのEducation関係のプレスカンファレンスを見てiTunes U がかなり良くなったとの事で早速試してみた。
初めてiTunes Uが紹介された時にはPodcastの大学講義版という感じでしたが、今回は本格的です。
iBook2 もすごいですが、今度のiTunes U はコースマネージメントというかワンタームの講義すべてに必要な事が盛り込まれ、マネージ出来る様になっているようです。
早速試してみました。
選んだのはStanford大学のiOSプログラミング講座。
中身を学ぶ事が主目的ではなく受講して行く上でどういう便利さが盛り込まれているのか体感する事が目的なので、どちらかというとある程度知っている分野の方がいいかなと。私はあまりiOSアプリを作れるようになる必要がある立場ではないけど、iOS4まではある程度知っているので開発面でiOS5でどんな違いがあるのかちょっと勉強になるのもちょうどいい。ある程度知っている内容の方が英語がわかりやすいっていうのもありますしね。
実際に該当の講義を選んで開いてみると、その中には講義のシラバスやビデオだけでなく、実習に必要なものの入手の為のリンク(この場合はApple のiOS development Kit、講義で使うサンプルプログラムなど)、講義に使われたスライドショーファイル、そして宿題のPDFファイル、とすべてがリストアップされていました。
まだ最初の2セッションしか見ていませんが、本当に講義に参加しているようです。
教材リストを下までスクロールしてみたら最後が2012年1月7日になっているので、これって現在進行中の講義なんですかね。
Stanford大学の現在進行中の講義を日本に居ながらにして、それも自分の暇な時に、出先でも新幹線の中でもiPadさえあれば受講出来ちゃうってすごくないですかね。
学生はキャンパスに来てface to faceで勉強しなきゃという批判もあるかもしれませんが、社会人にとっては大きく勉強のチャンスが増える話しだと思います。
実際に行われている講義を使ってのコースなのでコンテンツを新たに起こすe-learningとは事情が違うと思いますが、世の中大きく変わっちゃうんじゃないかと思いました。
日本にも放送大学というのがありますが、これらもこういう運営形態に変わって行くのでしょうかね。
今のところかもしれませんが、これが無料で受講出来るなんて夢の様だし、なんか夢が広がります。有料になると思いますし、有料で妥当だと思います。
企業内教育などでの活用も期待で来ますかね。
その時、どんなものは持っている必要があって、どんな専門家がいれば良いのか、今のうちに知っておく必要がありそうですね。
待ってました!…kojakbabyさんがリポートされるかなぁ〜って、楽しみにしていました♪ 素晴らしいですよね。ほんと、今の時代、どこにいても勉強ができてしまう。教育する、される、のスタイルが、ガラリと変わってしまうのも時間の問題のような気がしています。私自身、iTune Uをまだ試してはいないのですが、iBook2はちらっとみてみました。コースリーディングを iBook2で開いて、そこで書き込みができてしまうのは嬉しい機能です。
私も思います。iTune Uのような学びの場に(今のところ)無料でアクセスできる。一瞬、それはすべての学生に与えられたチャンスの様に聞こえます。でも、アクセスするために必要なモノや学びの場で支持を出してくれるファシリテーターは、まだまだ限られていますよね。私もまだ自分の iPadを持ってるわけではないのだし。
なんにしろ、革命的ですね〜。
これを機会に是非マイiPadを。
あっ、来月多分iPad3が発表されそうですよね。それからかな。
日本は残念ながら出版業界とか印刷業界とかいろいろな既存業界が防衛線を張ってて、なかなかパラダイムシフトは起きそうもありません。
うちの子供のカバンの中身がipadとお弁当だけになる日は遠そうです。orz