近年はインターネットというメディアの出現もあり、本はほとんど読まない生活が続いていた。
かつて日本でVoyagerのT-timeが電子出版を始め、カシオのPDAが出たときに少し読書が復活したが、それもPDAの下火でトーンダウンしてしまった。
Amazonから発売されたe-inkのKindleもアメリカのAmazonから購入したけれど、いかんせん日本語の書籍が無いので、Jobsの本だとか技術書だとかを何冊か読む程度で終わっていた。
楽天のKobo Touchも購入したが、本の品揃えのせいか、スタート当初のゴタゴタにうんざりしたのか、その気にはならなかった。
そもそも読書の為だけに新たな荷物を毎日の通勤カバンに入れるのがおっくうだった。
ここに来て急激に読書熱に火が付いたのは Kindleストアの日本進出と、iPad miniの両方の出現によるものだと思う。
Amazonが日本の書籍をKindleストアで発売しだしても、もしもiPadやiphoneで読まなければならなかったとしたらそうはならなかったのではないかな。iphoneは本を読むには1ページの情報量が少なすぎるし、iPadは電車の中の10分20分程度の時間でつり革片手に読む気にはならないと思う。
何かのきっかけで知った本を本屋に行くのではなく、その場で買えるKindleストアのすばらしさ。
電車のなかで立っていても読めるiPad miniのハンディーさ。
読んだ本の気にいった部分をfacebookやTwitterに投稿出来るKindleアプリのソシアルさ。(これ、結構気にいってますし、作者やAmazonにとっては宣伝効果大きいと思います)
過去何冊もの気にいった部分(ハイライトした部分)をいつでも、どのデバイスからでも取り出せるクラウドベースのKindleライブラリー。(これも何気に便利です。今までは何かの時に使える様にevernoteなどにメモっていた)
これらがすべてそろって どうやら私の読書熱に火が付いたようです。
おつきあいのある方から本を頂いても、まず、同じ物がKindleストアにあるかチェックし、あれば購入して、頂いた方の本は仲間にあげてしまう。
インターネットの記事やPodcastなどで面白そうな本があるととりあえずKindleストアで買っておく。
Kindleストアにはまだまだ品揃えが不充分ではあるけれど、気にいった本が無い場合に「Kindle化リクエスト」をAmazonに送る事が出来るようになっているのでとりあえず送ってみています。
紀伊国屋さんのやっているKinoppyというiOS用の電子書籍リーダーにはある可能性があるのでそっちでチェックもしてみる。(Kinoppyは残念ながらSNSに共有という機能は無い様ですが)
私の様な人が他にどのくらいいるか解りませんが、私に起きた現象は、物理本読者が電子本読者に移ったのではなく本の読者が増加したことになります。
かくして、私のiPad mini(同時にiphoneとiPadとimacでもありますが)には読みかけの本が常に数冊ある状態が続いています。
kojakbabyさん、おはようございます!明けましたね〜。今年もまた、こちらでもFBでもアップルやガジェットネタを楽しみにしています!
Kindleの品揃えには私もがっかりしていますが、とりあえず、Kindle Japanがオープンしたことは画期的です。勢いでKindle Paperwhiteを買ってしまいました。それが、ようやく昨日届いたので、またリポートしますね♪ kojakbabyさんは、新しいガジェットが出たらすぐに購入されるし、他の製品との比較もされているので興味深いです。やっぱり、Mini、いいですか?
今年もどうぞよろしくお願いします!
papricaさんおめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
真面目な新製品評価は他のプロのサイトでもっと正確なものがあるでしょうから、わたしはあくまで主観的な話しだけだと思ってくださいね。
Mini は本を読むにはとても良いと思いますが、やはりiPadの代わりにはならずiphoneと併せて常に3つ持って歩いているという嘆かわしい状況です。
このブログを書いた直後にAppleが日本の出版社と合意に達したというユースが流れていたので、今後は Kindle ストアとKinoppyとiBookストアの掛け持ちかもしれませんね。やっと日本の出版業界も業界防衛の姿勢から脱皮したのである事を祈念しています。
お料理の記事は恥ずかしながらほとんどついて行けませんが(Bulls eye だけはマスターしましたが)独特の目線のブログ楽しみにしています。