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4月3日はビッグバンだそうです

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Twitterでsugizuruさんという方をフォローしていて面白い記事がありました。

ipad発売後の予想をするもので、読み物としてはけっこう面白いと思います。

私は私なりの「読み」がありますが、それはそれとして、4月3日を「ビッグバン」としながらも「アップルストアでの行列は中くらい」というのは「有りかな」と思いました。

ipadという商品がそのまま新しい時代を築くのか、他の商品に影響を与えて、商品や、それを取り巻く「文化」を変えて行くのか、少し様子を見ないとわからないとは思いますが、現在ビジネスモデルが安定している業界(IT業界以外という意味ですが)Kindle、Androidなどと合わせて、大きな変化を起こし始めるのは間違い無いと思います。

ハードメーカや通信屋さんの目から見ると、こういったパソコンでも携帯電話でも無い新しい形のデバイスは「エマージングデバイス」と呼ぶそうです。何かあたらしいデバイスという意味なんでしょうが、それには現在出ているフォトフレームや電子ブックリーダーなど以外に今後Androidを使ったいろいろな家電系のデバイスも含まれてくるのでしょう。

これらの「エマージングデバイス」は当然のように「通信機能」を備えているので、今までは、こういったモデルは

デバイス–>ネットワーク–>サーバー

というふうにブロック分けされていた物が、これからはシンプルに

エマージングデバイス — サービス

となっちゃうかもしれませんね。

技術的には無線、有線のネットワークインフラやセキュリティー機能は重要でしょうが、システムモデルとしてはそれらはアクセスデバイスの機能、あるいはクラウドサービスの機能の一部とみなされ、独立した分野としては取り扱われなくなってしまうかもしれません。

このところブログに小難しい事を書き出してしまって、肝心の目からウロコの新製品を紹介出来ていませんが、どうしてもipad後の世界に夢が広がってしまい、こんなブログとなってしまいました。

勝手に人差し指がマウスをクリックしていました

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結局、iPadを注文しちゃいました。

日本での発売はWiFiのみのモデルと3G付きのモデルが同時に発売予定との事なので、早く欲しいが為にWifiを買っちゃって、更に3G付きを後で買うなんてことしちゃう心配が無くなったなと内心ほっとしていたのに。

Vintage Computerというところでアメリカでの購入代行サービスがあるという事を知ってしまった為に、アメリカでの予約開始日である今日に、思わず注文しちゃいました。

始めはどんなもんなんだろうと興味本位でVintage Computerのショッピングサイトを見ていて、そのうちにショッピングカートに入れてみたりして、その画面をずっと眺めてたり、他の事してたりしてたんですが、結局、私の人差し指は「注文確定」ボタンを勝手にクリックしてしまいました。

まあ、自分への言い訳としては、US版を購入することにより、日本では当分は出てこないであろうiBookStoreが使えるんじゃないかなとは思っていますし、おそらく言語を日本語にすれば日本語版のipadとして使えるだろうとは思いますがね。

でも、結局、日本で3G版が出れば購入するでしょうから、ipadが二台になってしまうのは間違いないでしょうね。

とりあえずは、待つ楽しみが出来ました。

ipadシミュレータは開発者のイマジネーションを広げる

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iphone の開発者登録してSDKをダウンロードしていろいろと試行錯誤しています。

2月に出たiphoneOS3.2ベータ2はipad用の開発環境になっており、いろいろなAPIがipad用に用意されています。

また、今まであったデバッグ用のmac上で動くiphoneシミュレータに加えて、新たにipadシミュレータが加わりました。

mac上でほぼ原寸大でipadでの動作確認やデバッグが出来ます。

開発用のシミュレータなので、まだipadに標準装備されるであろうアプリケーションはのっていませんが、Safariは動作環境には必須なのでのっています。

アップル社とのNDAでどこまで公開してよいのかわからないので画像を載せる事は出来ませんが、感想くらいはいいですよね。

開発者はこのシミュレータを見たら、きっとすごくイマジネーションが広がると思います。

単に大きくなったiphoneではなく、また、カラーで動画対応したKindleでもなく、軽くてマルチタッチ機能がついたパソコンでもないと思います。技術的には上記のような事なのでしょうが、新しい分野の使い方が出てくるのではないでしょうかね。

別のブログで、ipadの発表の時のジョブス総帥の言葉で「このデバイスで行うタスクを考えて、それを行うのにベストなものというアプローチで設計した」というような言葉があったというのを紹介しましたが、まさにそのタスクをイメージする事が、アプリの開発のスタートラインだと思います。(ジョブス総帥のいつもの毒舌で ”Netbook is not better than anything” とこきおろしてもいましたが)

ipadがあるからもうパソコンは不要とかiphoneがあるからipadがいらないという発想ではなく、xxxxを行うのにipadで行うのが一番いいというタスクとそれを実現するアプリが、きっと世界中のデベロッパーから出てくるのでしょうね。私もそれに参加したいものです。

文字ばかりで色気の無いブログになってしまいましたが、思いが伝わると良いと思います。