昨年の11月11日に発売になったのですが、タイの洪水の影響か、出荷が大幅に遅れていました。
そう、Sonyのヘッドマウントディスプレー HMZ-T1。
私はといえば、発売のずっと前に予約したつもりだったのですが、どうやらSonyの「発売したら買いたいですか?」というアンケートに答えただけみたいな状況で、予約が入っておらず、少しの間イジけて注文しなかったのですが、やっぱり欲しくなって注文を入れちゃいました。
それが、とんと忘れた半年以上も経って昨日、我が家に突然届いて来ました。
発売してから手元に届くまで半年もかかるなんて、いくらタイの洪水があったとはいえ、フェラーリじゃあるまいし、ちょっとひどすぎませんかね。Appleなら次のバージョンが発売されちゃうかもしれないスパンですよね。
とはいえ、来ればうれしいもので、早速あれこれ試してみました。
我が家にあるソースでHDMI端子のあるのはビデオデッキ、AppleTV、PS3の3種。
まずは手近なAppleTVにつないで試してみました。
画像は鮮明ですが、明るさはちょっと暗めな感じ。
迫力はというと、私の持論では視野より大きい画面で目を左右に動かさなければ全部見れないくらいのサイズだと「迫力」を感じるのですが、これはちゃんと画面全部が視野に入っており、ちょっとものたりない感じ。
Sonyが言う「20メートル先に750インチ」っていう感じは残念ながら感じられません。
それでもやっぱり未体験の感覚はバッチリあります。
次に、我が家で唯一Blueray 3D動画を再生出来るPS3に接続。
たまたま我が家にあった3Dムービー 「くもり時々ミートボール」(なんでうちにこのBluerayディスクがあったのかは不明ですが)を試してみました。
すると見事に3Dでされるじゃないですか。
HMZ−T1の凄さにも感動しましたが、5年以上前に買った初代のPS3が最先端のHMZ-T1の3D機能を引き出す事が出来る装置だというのに感動しました。私の身を置いているコンピュータの世界では5年前以上前の物が最新の機能に対応しているなんて事はあり得ないですよね。
このブログで見える画面のイメージをお伝えしたいところですが、こればかりはスクリーンショットを撮る訳にも行かず、言葉だけで失礼します。
唯一困ったなと思ったのは、リモコン操作。
AppleTVでもPS3でもテレビでもリモコンで選んだり再生したり停止したりする必要がありますが、このヘッドマウントディスプレーを付けているとそれが見れません。で、頭からHMZ-T1を一々外してリモコン操作をして、またハメルという動作をしなければなりません。
ちょっとテーブルにおいてあるビールを飲みたいなという時も同様。
ヘッドマウントディスプレーにカメラがついていて、ボタンを押すと映像の代わりに回りの景色が見れる様になっていればいいのになと思いました。