
「使ってみなきゃ良いか悪いかわからないじゃない」、というのが持論で、たいていのものは試してみています。
特に最近のIT系のガジェットは「アハ体験」もの(パラダイムシフト系とも言いますかね)が多いので、実際に生活、仕事で使ってみないと、はたから今までの価値観で評論していいても的外れというケースが多いと思います。
FaceBookも同様で、とりあえずアカウントを作って、最低限のプロファイルを入れてというところまでは半年前くらいにやったのですが、iphoneだとかTwiterだとかGoogle AppsだとかKindleだとか「ハマる」事が多すぎたのと、最初の登録後出てくるメンバーが比較的交流のある人ばかりなのであまり深く掘り下げずほっておいていました。
ところが、先日突然、英語のメッセージがFaceBook経由で飛び込んで来て、見てみたら、40年以上も前にGuatemalaで会ったフィリピンの人からのものでした。
CISVという国際活動をしている団体にかつて入っていて(今でも入っているのですが)11歳の時にGuatemalaで開催されるサマーキャンプに参加しました。
このキャンプは各国から11歳の男子2名、女子2名と引率の大人1名が集まって4週間ほどいっしょに過ごすというものです。いっしょに過ごすといっても11歳ですからアメリカやイギリスからの参加者以外は英語が話せるというわけでもなく、身振り手振りでのコミュニケーションです。 私が行ったGuatemalaキャンプは中米のメキシコの直ぐ下にあるGuatemalaという国のAntiguaという町で、確か10カ国くらいが参加して行われたキャンプです。キャンプといっても別にテントをはる訳ではなく施設を借り切って行います。
前置きが長くなりましたが、その時にフィリピン代表として参加していた女性から「FaceBookに登録されているKeiichiさんはあのGuatemalaにいたKeiichiさんですか」というメッセージがFaceBook経由で来たのです。気持ちが一気に40年以上前のGuatemalaの夏にワープしちゃいました。キャンプの後に少しの間は文通(昔はエアーメールで文通しか方法がありませんでしたよね)とかしていたかもしれませんが、ほとんど音信不通の状態でしたのでこのタイムスリップはすごいです。
それから何回かやり取りをして他の各国のメンバー探しを一緒にしている所ですが、この出来事一つで、どうやら私の中ではFaceBookにも火が付きそうな予感がします。別にコンタクトして来た女性が初恋の人という訳ではないんですけどねえ、新しい事にシフトするというのは結構こんなきっかけからなのかも知れませんね。