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Jobsの仕事は「ノーと言う事」だと思う

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Appleの快進撃が続いているせいで、Appleの強さやSteve Jobsについての本や特集記事が沢山出ている。

私としてはAppleやJobsが世間に認められてうれしい半面、「今頃気が付いたか」という気持ちもある。

書かれている事は大体知っている事だろうからあえてジャイアンツの勝った日にスポーツニュースを全部見て翌朝スポーツ新聞を全部買うみたいな事はしない。

でも、きっと中には私の気が付いていない良さや事実が入っているのかなともちょっと思う。

Appleの強さはハードとソフト(これらの話の中では「ソフト」という言葉の中にコンテンツやサービスのしくみなども含んでいる事が多い)を両方作っている事だという意見を多く聞く。

確かにそうだろうと思うが、ちょっと順番が違うような気がする。

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ipadはオリーブみたいなもの

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今日、ラジオを聴いていたら、タイトルの「ipadは言ってみればオリーブみたいな感じですかね」というのを聞いて、なるほどと思いました。

日本人はかつてはオリーブなんていうものは知らなくて、オリーブを添えたりせずにサラダとかいろいろな料理を食べて、特に不満足では無かったわけですよね。

でも、オリーブを知ってしまって、オリーブを添えた料理を味わってしまった今、オリーブがついていないと、なんか物足りないと思ったり、味わいが無いと思ったり、オリーブがなきゃダメだと思ったりしますよね。

それでいて、おにぎりやみそ汁にオリーブを入れようと言う気にはならない。

かつてスティーブ ジョブズのipadの発表のプレゼンテーションで「ipadを作るにあたって、ipadが一番向いているタスクを考え、そのタスクを一番うまく出来るような装置を考えた」というような事を言っていて感心した記憶があります。

今までは携帯(iphoneを含め)が最適な装置ではないけれど携帯でやっていた事、あるいはパソコンが最適ではないがパソコンでやっていた事の中でipadの様な装置でやる事が一番いいというタスクをイメージしてあのサイズや重さや機能を決めて行ったわけです。

そして今、その装置であるipadが出て、ipadでそのタスクをやり始めたら、もう、そのタスクに関しては今まで通り携帯やパソコンでやるのはかったるいなと思い出すわけですよね。

そんなの携帯で充分出来るじゃん、とか、パソコンで出来るじゃんとか言っている人は、食わず嫌いってとこですかね。

7 TentPole features が説明されました

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ipad発売開始のフィーバーもさめやらぬまま、iphoneOS4.0の発表イベントがありました。

例によってUstでライブストリーム多数、Twitterで中継翻訳とリアルタイムで状況が日本に伝わって来て、本当に便利になったと思います。

今回は(めずらしく)発表内容のポイントが見えていたので、無理無理遅くまで起きている事無く、後でじっくりアップルのオフィシャルのストリーミングを見ました。

今回は沢山追加になった機能の中で特に7つだけハイライトして(tentpole featureっていうんですね)発表というスタイルでしたね。

発表のハイライトは実況のビデオを長々と見るよりはEngadgetなどの記事を呼んだ方が時間節約になると思いますが、私はやはりSteve Jobsの生のプレゼンが見たいのでじっくり見ちゃいました。

夏にはリリースされるとの事なのできっと新しいiphoneハードウェアも何か出るんでしょうね。

ipadにも少し遅れて秋に対応版が出るという事なので、これでまた、ipadの使う用途が広がる気がします。

なんだかSteve Jobsの発表を聞いていると、今まで出したいろいろなアップル製品というのはすべてiphoneとipadの準備として出して来た様な気になるから不思議です。(特にipadのバラシレポートではほとんどの部品がiphoneと同じという事らしいので、iphoneもipadを出す為の途中段階、ipadのローンチの為の事前教育マシンだったのじゃないかと思えるくらいです)

ところで、発表には出ていませんでしたが、すでにダウンロード開始されたiphoneOS4.0 SDK(私もすでにダウンロードして読み始めています)などを眺めている人達の間ではiphone用のichatが4.0には含まれるだろうという噂が流れています。私もiphoneOS3.1のときに出るかなと思っていたのですがスカった記憶があります。macOSですでにichatがあるし、iphoneにもほとんど同じUIでいい様な気がするんですけどね。Videoチャットだとかになるといろいろ難しさはあるんでしょうが、とりあえずチャットだけでも欲しいですよね。

私は今は仕方なしに有償でBeejiveというチャットソフトを入れて使っています。macOSのichatと良く似ていて、これはこれで中々使いやすくて優れものですが、出来れば純正がいいですよね。

常にわくわくさせてくれるアップルに感謝です。

なんかいろいろ企業での活用シーンがありそうです

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この投稿の前に投稿された記事は実は閲覧していたホームページから直接投稿されたものです。

Gizmodoというガジェットオタク用のサイトで、元アップルの幹部がスタンフォード大学でipadアプリのデザインについての講義をした時の話なのですが、その中で、あのAlan Kayさんの言葉を引用しているところがあったので、それをブログで紹介したいなと思ったら、シェアするというボタンの中にTwitterやFaceBookなどとならんでWordPressというのもあったので試しに押したら投稿されたというものです。

SlideShareというサービスらしいのですが、Youtube、Ustreamなどとならんでドキュメント(PowerPoint、Word、PDFなど)の共有に便利なようで、ビジネスでは結構使えるのではないかと思いました。

で、本題ですが、話の元はこのプレゼンで引用されているアランケイさんの言葉で

初めてMacが発表された時、Newsweekの記者がこれについてどう思うか私に尋ねてきた。そこで私は、評価する価値がある初めてのパーソナルコンピューターだ、と答えたね。それもあってか、iPhoneの発表プレゼンのあとSteve(Jobs)は、iPhoneは評価するに価値がありますか? と聞いてきた。

私は、スクリーンを5×8インチ(約12cm x 20cm)くらいにすればいい。そしたら世界を制することができるよ、と答えた。

という部分です。

これが本当だとするとすごいですよね。5x8インチだとピタゴラスの定理を使って対角線は9.4インチになりますから、まずぴったりのものを作ったことになります。世界を制しちゃうつもりですかね。

アランケイさんの別の言葉で

「未来を予想する1番の方法はそれを実際に発明してしまえばいい。」

というのがあるそうですが、ジョブス様はまさにそれを地でいっちゃったんですかね。

尚、このアランケイさんの部分はGizmodoのほぼ受け売りです。

ネタ元のGizmodoの記事は

http://www.gizmodo.jp/2010/02/ipad_14_alan_kay.html

また、冒頭にしつこく書いたSlideShareのサイトは

http://www.slideshare.net/

です。