カテゴリー別アーカイブ: オピニオン

Jobsの仕事は「ノーと言う事」だと思う

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Appleの快進撃が続いているせいで、Appleの強さやSteve Jobsについての本や特集記事が沢山出ている。

私としてはAppleやJobsが世間に認められてうれしい半面、「今頃気が付いたか」という気持ちもある。

書かれている事は大体知っている事だろうからあえてジャイアンツの勝った日にスポーツニュースを全部見て翌朝スポーツ新聞を全部買うみたいな事はしない。

でも、きっと中には私の気が付いていない良さや事実が入っているのかなともちょっと思う。

Appleの強さはハードとソフト(これらの話の中では「ソフト」という言葉の中にコンテンツやサービスのしくみなども含んでいる事が多い)を両方作っている事だという意見を多く聞く。

確かにそうだろうと思うが、ちょっと順番が違うような気がする。

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wifi ルーターはWearableになると思う

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Portable WiFi について前のブログで何回か書いていますが、半年使って、改めて便利さを実感します。
元々はWifiオンリーのiPadを買ったので、それが屋外でも使える様にと買ったのですが、比較的電波状況の良くないソフトバンクの電波を使わざるを得ないiphoneの為にもかなり役に立っています。N700系以外の新幹線の中、首都高のトンネルの中、はたまた、地下の飲み屋でも全く電波状況を心配する必要が無いというのはiphoneオーナーにとってはよだれが出る様な話しじゃないでしょうかね。
最近では地下のソフトバンクの電波の入りの悪い飲み屋で飲んでいる時には、いっしょに飲んでいる仲間にPortable WifiのSSIDとWepkeyを教えてあげます。

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次の行動に移れない

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日経新聞のiphoneアプリが出たので早速インストールして何日か使ってみた。

日経新聞のWebサイトを有料化した時には我が家で家族が読む為に紙の新聞と電子版のセットプランで加入したが、正直言って、電子版はめったに活用していなかった。

iphoneアプリであれば通勤中などいつでも見れるので、これは使えるかなと期待してのダウンロード。

無料アプリだが、購読自体が有料だからあたりまえか。

アプリ自体は、まあ良く出来ている方だと思う。

ダウンロード型なので、オフライン状態でも読めるという売り込みだ。

産經新聞の様に紙の新聞の概念のままiphone対応というのに比べると、ぐっと使いやすい。

しかし、やはり、すでに毎日使う物では無くなっている。

なぜか。

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お気に入りアプリを一つって言われても

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普段から付き合いのある記者から「スマートフォンのお気に入りアプリの特集をやるので、ガジェットオタクの田中さんのお気に入りiphoneアプリ教えてください」と連絡があった。

電話でもなく、メールでもなく、TwtterのDMで、である。

時代も変わったものだ。記者もTwitterをいろいろな意味で仕事の武器にしているのだろう。

ちょうど、いつかブログに投稿してみようと、Evernoteにかきためていた「お気に入りのiphone/ipadアプリ」と「iphone/Google appsにしてからやらなくなった事」シリーズがあったので、前者の方を少し手直しして速攻送り返した。

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SMSは企業ユースには不適切だ

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SMSには便利な事が沢山ある。

ほとんどダイレクトに相手とリアルタイム感覚でコミュニケーションが出来るし、相手のメールアドレスを知らなくても電話番号さえ知っていれば(そういえば、昨今、電話番号をそらで言えるのっていくつくらいありますかね)、あるいは電話帳に登録されていれば簡単にメッセージを送れる。

しかし、私はSMSはこのユビキタス時代のコミュニケーション手段としては企業ユースには不合格だと思う。

(個人ユースでも同じ事が言えるのですが、まあ、個人ユースの場合はそんなかたい事は言わずに便利で標準装備ならいいじゃないという人もいると思いますので)

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スマートフォンを使う為にはスマートパーソンに

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ITを駆使していろいろと身の回りの事を便利にする為には多様な能力が必要だ。

まず、理屈(Unerlying Logic)が解っていなければいけない。HTMLに始まって、RSS、MPEG、ありとあらゆるしくみやスタンダード、本流と亜流の存在、歴史、相性が悪い理由などが解っていなければならない。最近はあまり気にしなくて良くなった傾向があるが、macとwindowsの理念の違いみたいな事も解っていなければならない。

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位置情報がヒートアップしています

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位置情報ベースのサービスがヒートアップしているように思えます。

私も今年の5月くらいにFoursquareという位置情報ベースのサービスを見つけて始めました。

今いる場所で、iphoneのアプリでチェックインという操作を行うとその時間にその場所に居たという記録が残るだけのとてもシンプルなもの。

これが結構ハマる。

その場所に一番多く来た人がその場所のメイヤーになれる。ある条件をクリアするとバッジがもらえる。これだけでも結構楽しい。

何とも人にうまく説明出来ないのだが、たぶんこればっかりはやってみないと解らないのだと思う。

その証拠に、説明して、初めて見た人は大体ハマる。やってみない人は一生ハマらずクールに構えているだけ。

元々、さかのぼってiphoneでGPSが使えるようになった頃にiTrailなど多数のGPS関連のアプリが出て、それで、Google Map/Earthとの間のオープンスタンダードであるKMLという位置情報フォーマットに感銘したのが始まり。

ヨットやウオーキングで移動した軌跡を後でGoogle MapやEarthでプロット出来、かつ他の人と共有出来る。

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境界線を知りたがること自体が…

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先般 アップルからiphone向けのアップストアの審査基準のガイドラインが公表されている。

adobeとのflash問題など騒ぎの後での審査基準緩和なので、結構アチコチで記事になったり、ブログで色々な意見が出ている。

個人的にはいろいろ意見はあるが、このガイドラインで心に引っかかった部分がある。

イントロダクションの途中あたりにある部分で、原文は

We will reject Apps for any content or behavior that we believe is over the line. What line, you ask? Well, as a Supreme Court Justice once said, “I’ll know it when I see it”. And we think that you will also know it when you cross it.

である。

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アクセスデバイスについて考える

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そうです。アクセスデバイスなんです。

iphoneもipadもアンドロイドも、Kindleでさえも。

そしてこれからは、カーナビもパソコン(これからの装置をパソコンと呼ぶのかどうかは不明ですが)もデジカメでさえも、アクセスデバイスなんです。

アクセスデバイスは、その装置にある機能やコンテンツを使う為に操作するのではなく、他にある装置やコンテンツにアクセスする為のデバイスという位置づけ。

このクラウド時代には「他にある」というのは「ネットワークの向こう側」であり、従って、アクセスデバイスはネットワークを使って「あっち側」を操作したり見たりする装置という事になります。

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今度は腕時計を再定義しちゃったりして?

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9月1日(日本時間では9月2日の午前2時)にアップルがプレスカンファレンスを行い、新しいipodシリーズが発表されました。

Shuffle, Nano, Touchとすべてが刷新され、クリスマス商戦に突入という感じなんでしょうね。

メダマはなんといってもTouchで、あの7.2mmという薄さ、101gという軽さでiphone4と同じ機能がつめこまれており、電話機能の無いiphone(Jobsは契約のいらないiphoneと言っていましたが)であの値段でセンセーショナルなデビューだと思います。

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